こんにちは、ユリです。
「新しいウェブサイトを立ち上げたけど、印象に残るロゴが必要…」
「プロに依頼すると高額だし、納品まで時間がかかりすぎる…」
「自分でデザインしたいけど、デザインスキルがない…」
こんな悩みを抱えていませんか?
私も最近、このブログ「AI-TSU-RU.com」を立ち上げた際、真っ先に直面したのがこの問題でした。ブログの顔となる魅力的なロゴが必要だったのです。Googleで「AI ロゴ作成」と検索したところ、すぐに見つけたのがLookaでした。
この記事では、実際に私がAI-TSU-RU.comのロゴを作成した体験をもとに、AI技術を活用したロゴ作成ツール「Looka」の特徴や使い方プラン、そして商用利用のポイントまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。

目次
- Lookaとは?基本情報と特徴
- Lookaの登録方法
- Lookaの基本的な使い方
- 日本語での利用について
- Lookaのマスク機能とは
- 料金プランと商用利用について
- Lookaの応用テクニック
- よくあるトラブルと解決法
- Lookaの代替ツール比較
- まとめ:Lookaを活用したブランディング戦略
Lookaとは?基本情報と特徴
Lookaは、AIを活用した次世代のロゴデザインプラットフォームで、以前は「Logojoy」という名前で知られていました。2016年の設立以来、200万以上のユーザーに利用され、AIとデザイン理論を組み合わせた革新的なアプローチで、プロ品質のロゴデザインを誰でも簡単に作成できるようにしています。
Lookaの主な特徴
- AIによる高品質なデザイン生成:デザインの知識がなくても、数分でプロフェッショナルなロゴが作成可能。AIが色の調和、フォントの組み合わせ、視覚的バランスを自動的に最適化
- 無限のカスタマイズ:色、フォント、アイコン、レイアウトなど細部まで調整可能。300万以上のアイコンと900種類以上のフォントから選択できる豊富なライブラリを提供
- ビジネス用途に最適化:SVG、EPS、PNG、PDFなど、印刷物からウェブサイト、SNSまであらゆる用途に対応したファイル形式を提供。高解像度ファイルで拡大しても品質が劣化しない
- 総合的なブランディングソリューション:Brand Kit機能では、ロゴだけでなく、名刺、SNSプロフィール、ウェブサイトなど300以上のブランディングテンプレートを提供。一貫したブランドイメージを簡単に構築可能
- 直感的なユーザー体験:複雑なデザインソフトの知識不要。ステップバイステップのガイドに従うだけで、誰でも簡単に使いこなせる設計
Lookaの制限事項
- 日本語対応の制限:Lookaは基本的に英語対応のみで、日本語のロゴ作成には制限があります
- ラテン文字のみサポート:アクセント記号などは使用可能ですが、基本的に英語やその他のラテン文字ベースの言語向け
Lookaの登録方法
Lookaの利用を始めるには、まずアカウント登録が必要です。以下の手順で簡単に登録できます。
登録手順
- Looka公式サイトにアクセスします
- 中央の入力欄に会社名/ブランド名を入力して「Get Started」をクリックするか、右上の「Sign Up」ボタンを直接クリックします
- 独自にアカウント登録するか、SNSアカウント(Google、Facebook)でログインするかを選択します
- メールアドレスとパスワードを設定し、登録を完了します

登録は無料で、実際にロゴをダウンロードする際に料金が発生します。まずは無料でロゴデザインを試してみることができます。
Lookaの基本的な使い方
実際に私がAI-TSU-RU.comのロゴを作成した体験をもとに、Lookaでロゴを作成する基本的な流れを解説します。スクリーンショットを交えながら、ステップバイステップで進めていきましょう。
ステップ1:業種の選択

- ログイン後、まず自分のビジネスやブランドの業種を入力します
- AI-TSU-RU.comの場合は「Technology blog」「AI tools」「Tech website」と入力しました
- 候補から最も近いものを選択し、「Continue」ボタンをクリックして次に進みます
ポイント: 業種を具体的に入力することで、AIがその分野に適したデザイン要素を提案してくれます。複数のキーワードを試してみるのもおすすめです。
ステップ2:デザインスタイルの選択

- 好みのロゴスタイルを選択します(複数選択可能)
- AI-TSU-RU.comでは、モダンでミニマリスト、かつテクノロジー感のあるデザインを選びました
- 「Continue」をクリックして次に進みます
ポイント: 選択したスタイルによって生成されるロゴの雰囲気が大きく変わります。迷った場合は、複数のスタイルを選択して、バリエーションを増やすことも可能です。
ステップ3:色の選択

- ロゴに使用したい色を選択します(複数選択可能)
- AI-TSU-RU.comでは、テクノロジーと信頼性を表現するブルーと、アクセントとしてのオレンジを選択しました
- 「Continue」をクリックして次に進みます
ポイント: 色は感情や印象に大きく影響します。テクノロジー系なら青や紫、飲食系なら赤やオレンジなど、業種に合った色を選ぶと効果的です。
ステップ4:会社名を入力

- 必須項目は「会社名/ブランド名」で、「スローガン」は任意入力です。
- 私は自分のサイトのドメイン名「AI-TSU-RU.com」をそのまま使いました。

ポイント: ここでは英語のみ入力可能です。日本語を入力しようとすると「絵文字は使用できません」と表示されました(笑)
ステップ5:シンボルの検索と選択

- ロゴに使用したいシンボルやアイコンを検索します
- AI-TSU-RU.comでは「AI」「robot」「technology」「tools」などのキーワードで検索しました
- 気に入ったシンボルを5つまで選択できます
- 「Continue」をクリックして次に進みます
ポイント: 抽象的なシンボルと具体的なシンボルを組み合わせると、ユニークなロゴになります。AI-TSU-RU.comでは、AIを表す抽象的な回路パターンと、ツールを表す具体的なアイコンを組み合わせました。
ステップ5:ロゴデザインの生成と選択

- AIが入力した情報に基づいて、複数のロゴデザインを生成します
- AI-TSU-RU.comでは、約50種類のデザイン案から、最もブランドコンセプトに合ったものを選びました
- スクロールすると、さらに多くのデザインが表示されます
- お気に入りのデザインをクリックして、編集画面に進みます
ポイント: 最初に表示される案に満足できない場合は、「More Logos」ボタンをクリックすると、さらに多くの案が生成されます。また、気に入った要素があるロゴを「Like」しておくと、AIがそれを参考にした新しい案を提案してくれます。
ステップ6:ロゴのカスタマイズ

- 選択したロゴデザインを細部までカスタマイズできます
- AI-TSU-RU.comでは、フォントを日本語と英語の両方に対応したものに変更し、色のコントラストを調整しました
- シンボルの配置を微調整し、全体のバランスを整えました
- 編集が完了したら、「Save」ボタンをクリックして保存します
ポイント: カスタマイズ画面では、「Layout」「Symbol」「Color」「Font」「Container」などのタブから詳細な調整が可能です。特に「Preview」機能を活用すると、様々な使用シーンでのロゴの見え方を確認できます。
ステップ7:ロゴのプレビューと購入

- 作成したAI-TSU-RU.comのロゴが、ウェブサイト、名刺、Tシャツなどにどのように表示されるかプレビューで確認しました
- 問題なければ、「Download」または「Purchase」ボタンをクリックします
- AI-TSU-RU.comでは、高解像度ファイルとベクターファイルが必要だったため、Premium Logoパッケージを選択しました
- 支払い完了後、すぐにロゴファイルをダウンロードして使用開始できました
ポイント: 用途に応じて適切なパッケージを選びましょう。ウェブサイトやSNSだけなら「Basic」でも十分ですが、印刷物やグッズ制作を予定している場合は、ベクターファイルが含まれる「Premium」がおすすめです。
日本語での利用について
Lookaは基本的に英語対応のサービスですが、日本語での利用についていくつかのポイントを解説します。
日本語ロゴ作成の制限
Lookaは現在、日本語のロゴ作成に完全には対応していません。Google Chromeの翻訳機能を使って日本語で入力することは可能ですが、エラーの原因になることがあるため推奨されていません。
日本語利用のコツ
- 英語でブランド名を設定する:日本語ブランド名の場合は、ローマ字表記を使用しましょう
- 翻訳ツールの活用:インターフェースの理解には、ブラウザの翻訳機能を活用すると便利です
- 英語のロゴと日本語の組み合わせ:Lookaで英語ロゴを作成し、後から他のツールで日本語を追加する方法も考えられます
Lookaのマスク機能とは
Lookaには「マスク機能」と呼ばれる、ロゴデザインをより洗練させるための機能があります。
マスク機能の概要
マスク機能は、ロゴの一部を「マスク」(覆い隠す)ことで、重なり合った要素の表示方法をコントロールする機能です。これにより、より複雑で洗練されたデザインが可能になります。
マスク機能の使い方
- ロゴ編集画面で、重なり合った要素がある状態にします
- 「Mask」または「Masking」オプションを選択します
- マスクを適用したい要素を選択します
- マスクのタイプ(切り抜き、重ね合わせなど)を選択します
- 適用して効果を確認します
この機能を使いこなすことで、プロフェッショナルな印象のロゴデザインが可能になります。
料金プランと商用利用について
Lookaの料金プランと商用利用に関する重要な情報を解説します。
基本料金プラン

Lookaには主に以下の料金プランがあります:
- Basic Logo Package:基本的なロゴファイル(PNG、JPG)が含まれるパッケージ
- Premium Logo Package:高解像度ファイル、ベクターファイル(SVG、EPS)、透過背景などが含まれる上位パッケージ
- Brand Kit Subscription:ロゴに加えて、3000以上のブランディングテンプレート(名刺、SNSプロフィール、ウェブサイトなど)が利用可能になるサブスクリプション
具体的な価格は変動する可能性がありますので、最新情報はLooka公式サイトでご確認ください。
商用利用について
Lookaで作成したロゴは、購入後に商用利用が可能です。以下のポイントに注意しましょう:
- 著作権の所有:購入したロゴの著作権はあなたに帰属します
- 無制限の使用:購入後は、印刷物、ウェブサイト、商品など、あらゆる用途で無制限に使用できます
- 再販の禁止:ロゴそのものを再販することはできません
- ファイル形式の確認:商用利用の場合は、高品質なベクターファイル(SVG、EPS)が含まれるプランを選ぶことをおすすめします
Lookaの応用テクニック
より効果的にLookaを活用するための応用テクニックを紹介します。
効果的なロゴデザインのコツ
- シンプルさを重視する:複雑すぎるロゴは縮小表示した際に認識しづらくなります
- 色数を制限する:2〜3色程度に抑えることで、印刷コストの削減や視認性の向上につながります
- フォントの選択に注意する:読みやすく、ブランドイメージに合ったフォントを選びましょう
- スケーラビリティを考慮する:小さなアイコンから大きな看板まで、様々なサイズで使用することを想定しましょう
Brand Kitの活用法
Brand Kitサブスクリプションを利用すると、以下のようなブランディング素材を簡単に作成できます:
- ビジネスカード:20種類以上のプロフェッショナルなテンプレートから選択可能
- SNSプロフィール:Facebook、Instagram、YouTube、Twitterなど各プラットフォームに最適化されたサイズのプロフィール画像
- ウェブサイト:ロゴに合わせたウェブサイトテーマの選択と設計
- マーケティング素材:ポスター、チラシ、デジタル広告、パンフレットなど
これらの素材は、ロゴの色やフォントを自動的に反映するため、一貫性のあるブランディングが可能です。
よくあるトラブルと解決法
Lookaを使用する際によく発生するトラブルとその解決法を紹介します。
「日本語が入力できない」
解決法:Lookaは現在、日本語入力に完全対応していません。ローマ字表記を使用するか、英語名を検討しましょう。
「ロゴがダウンロードできない」
解決法:
- 支払いが正常に完了しているか確認する
- ブラウザのキャッシュをクリアして再試行する
- 別のブラウザで試してみる
- サポートに問い合わせる([email protected])
「購入後にロゴを変更したい」
解決法:Brand Kitサブスクリプションに加入すると、ロゴに無制限の変更を加えることができます。ただし、会社名(Name)フィールドのテキストとレイアウトは購入後に編集できないので注意が必要です。
「ファイルの開き方がわからない」
解決法:
- PNGファイル:一般的な画像ビューアで開けます
- SVG/EPSファイル:Adobe Illustrator、Inkscape、Affinity Designerなどのベクター編集ソフトで開きます
- PDFファイル:Adobe Acrobat Reader、Chromeなどで開けます
Lookaの代替ツール比較
Lookaと他のAIロゴ作成ツールを比較してみましょう。
主な代替ツール
- Wix Logo Maker:Wixのウェブサイトビルダーと統合されており、ウェブサイト制作も同時に行いたい場合におすすめ
- Canva:ロゴだけでなく、様々なデザイン素材を作成できる総合的なデザインツール。日本語対応も充実
- Tailor Brands:ブランディング全体をサポートする機能が充実。月額制のサブスクリプションモデル
- Hatchful by Shopify:Shopifyが提供する無料のロゴメーカー。シンプルで使いやすい
Lookaの強み
- AIによる高品質なデザイン生成:他のツールと比較しても、洗練されたデザインが生成されます
- カスタマイズの自由度:細部まで調整できる自由度の高さが特徴です
- Brand Kit機能:ロゴだけでなく、総合的なブランディング素材を提供します
- ファイル形式の充実:様々な用途に対応したファイル形式が提供されます
まとめ:Lookaを活用したブランディング戦略
Lookaは、デザインの知識やスキルがなくても、AIの力を借りて高品質なロゴを作成できる優れたツールです。特に、以下のような方におすすめです:
- 起業したばかりの方や小規模ビジネスのオーナー
- ブログやSNSアカウントのブランディングを強化したい方
- デザイナーに依頼する予算はないが、プロフェッショナルな印象を与えたい方
- 短時間で複数のロゴデザイン案を検討したい方
おすすめの活用シーン
- 新規ビジネスの立ち上げ:ブランドアイデンティティの確立
- リブランディング:既存のブランドイメージの刷新
- SNSマーケティング:統一感のあるビジュアルイメージの構築
- 商品パッケージデザイン:製品ブランディングの強化
- ウェブサイト制作:一貫性のあるデザインの実現
今後の展望
AIによるデザイン生成技術は日々進化しており、Lookaも機能拡張が続いています。今後は日本語対応の強化や、より高度なカスタマイズ機能の追加が期待されます。
定期的に公式サイトやこのブログをチェックして、最新情報を入手することをおすすめします。
Lookaは、デザインの知識や経験がなくても、アイデア次第で魅力的なロゴを作り出せる素晴らしいツールです。この記事を参考に、ぜひあなたもAIの力を借りて、印象的なブランドアイデンティティを構築してみてください。